【PICK UP】和食に寄り添う「日本ワイン」
10月1日より、秋の風物詩、「日本ワインとボジョレー・ヌーヴォー」の予約が始まりました。
今回は、日本ワインの魅力について担当バイヤーに話を伺いました。
■日本ワインの特徴は何ですか?
日本ワインは日本人の味覚に合うよう造られているため、和食に合うという点が最大の魅力です。和食の繊細な味を邪魔しない、全てを調和するような優しい味わいのものが多いです。
また、香りがフルーティーで穏やかなことから、ワインを飲み慣れない日本人にとって飲みやすいことも特徴です。
■セレクトした新酒のおすすめポイントを教えてください。
丹波ワインは、京都府京丹波町の里山にある小さなワイナリーで造られています。日本のワイン産地の中で馴染みの薄い京都ですが、1979年に創業者の黒井哲夫氏により「京都の食文化に合うワインを創る」という熱い想いを持ってスタートしました。環境負荷を軽減しながらも、栽培や醸造に工夫を重ね、常に安定した上質のワインを造っているワイナリーです。
このワインは、以前私がプライベートで京都を訪れた際に出会い、調和のとれた味わいがとても印象に残りました。また、醸造家が女性という点や、日本らしい和柄のエチケットにも一目ぼれしてしまいました!
まるき葡萄酒は、創業明治24年の現存する日本最古のワイナリーで、葡萄本来の特性を生かし、料理を引き立てる味わいにこだわって造っています。長年の経験と情熱が凝縮された極上のワインです。
■お客様にひとことお願いします
葡萄の出来具合によってはワインの味に影響が出てしまうため、毎年同じ味わいのワインを造っていただけるワイナリーと交渉できるよう努めています。コロナ禍になる前は、実際にワイナリーを訪れて、葡萄の生育状況などを確認させていただくこともありました。
丹波ワイン、まるき葡萄酒、いずれの生産者様も自らが丹精込めて育てた葡萄を使用し、ていねいにワインを造っていらっしゃいます。
しずてつストアが自信をもっておすすめする、今しか飲めない日本ワイン、是非この機会にお試しください。